事業を作ることとプロジェクト
こんにちは。
minhasuです。
最近、自分のキャリアに向き合う機会が多いです。
それもあってか、「自分の市場価値はどれくらいなんだろう?」と考える機会が多く、
いま会社を飛び出たとしたらどれくらい活躍できるんだろう。
やっていけるほどこの1年で力はついたか。
将来どういうキャリアを歩んでいきたいか。
といったことを隙あらば考えているような気がします。
そんなさなか、はてブを見ていてすごく興味を惹かれる記事が2本も上がっていました。
bosyuというサービスを作って譲渡するまでの流れ
https://blog.tsubotax.com/n/n80412ab1e8b4
意外と事業を作るのは簡単なのかもしれない
これだけインターネットが身近で、エンジニアも増えて、リファラル的な活動が当たり前になっていく昨今ですが、
以前よりも確実にサービスを手軽に、気軽に作れるようになったと感じています。
SNSで思わぬつながりができたりとか、
Twitterで転職活動もできたりだとか、
bosyuのようなサービスでつながったりとか、
少し昔では出来なかったことができる世の中になっている。
プロジェクトが成功するかしないかは別として、
作りたいと思ったサービスを形にして世に届けるハードルは下がるとともに、
デリバリースピードも上がっているように感じられます。
そんな世の中で生きていくには、どれだけアウトプットできるかが重要で、
失敗しても一連のサイクルを早く回せることができるからこそ、
どんどん経験値が貯まっていく。
経験値が溜まっていけば、成功モデルも割とわかってくるので、成功確率も上がる。
アウトプットのサイクルを回せない人は、そういったサイクルを回せる人と明確に差が開いてしまうんじゃないかな。
こういう風に書いている自分もそうなので、自戒の念を込めてチャレンジしていかないとなと思います。
仕事はプロジェクト単位になっていく未来がさらに近づいた?
以前呼んだ本に、リンダ・クラットン『ワーク・シフト』があります。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
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タイトルの通り、仕事がどう変わっていくかについて書いた本なのですが、
特に印象に残っているのが、「仕事はプロジェクト化していく」というフレーズでして(たしかこんなニュアンス)
欧米では当たり前になりつつある、会社に所属するという概念からプロジェクトにアサインする形で仕事が成立していくというものです。
だからこそ、めちゃくちゃプロフェッショナルな人材か、ゼネラリスト中のゼネラリストみたいな人材でないと生き残れないよと警鐘を鳴らしています。
ちなみに、日本人はプロジェクト管理が得意なので、ゼネラリスト向きと本では紹介されていました。
エンジニアマネージャーが多いのも相関性があるんじゃないでしょうか。
ここで日本社会に目を向けてみると、働き方改革や副業の解禁する企業の増加、複数の仕事をパラレルで持つ複業(パラレルキャリア)といった働き方の概念が変わりつつあります。
個人的には、プロジェクト制もキーの一つだと考えています。
会社に所属していなくてもできる仕事って結構あります。
ただ、事業を個人で回すのはスケールとキャパシティの観点からなかなか大変です。
そうすると個人単位から、少し規模が大きくなったチームで仕事するようになります。
将来の日本社会を考えると、労働人口の減少に伴い、いかに少数精鋭で成果を出せるかにシフトしていくはずです。
そうなると、人件費をなるべくかけないで高い成果を出せる少数精鋭チームになっていきます。
そうなると、少数精鋭のプロジェクトチーム単位で運用・管理するほうが効果的です。
とはいえ、大企業も存在するので、ざっくり20%の大企業と80%の小さいプロジェクトチームが乱立する未来が来てもおかしくないんじゃないかな〜と。
そうなったときにどういった生存戦略が取れるかというと、どれだけスキルがあるかに尽きると思うんですよね。
どんな環境でもやっていけるとか、いくつかの強みをかけ合わせたオリジナルでいられるかとか、この人じゃなきゃできないみたいな人材でないと、生き残れないような気がしています。
じゃあいまなにができるのかというと、力をつけておくこと一択かなと思います。
そういった生存戦略みたいなことを、改めて2つの記事から考える機会をもらえたので、感謝するとともにもっと楽しく仕事したいな〜と思いました。
明日は早いのでこのへんで。
もうちょっと書くスピードを上げたいなぁ。
LGTM