自分に合った成長戦略を見つけるということ
こんにちは。
minhasuです。
最近、自分の将来だとか、なにしたいかとかを考えるのですが、
割と固まりつつある(この方向性は自分に合っているのではないかと納得している)ので、アウトプットしておこうと思います。
そもそものエンジニアのキッカケ
そもそも、いつからどうしてエンジニアを志したかというと、 自分の場合は、シンプルにAndroidスマートフォンの登場が原点でした。
大学1年のときに買ったAndroidにめちゃくちゃ感化され、アプリ作りたい!と思っていました。
しかし、当時の自分は多感であったこと、技術的なバックグラウンドがなかったせいで、Javaの学習を挫折してしまいました。
月日は流れ、大学も留年しまくり、子供が産まれました。
当時は妻の実家の栃木に家族を預けていたので、週3くらいで大学がある八王子に通学し、それ以外はバイトしていました。
就活もあり、大学も留年しまくっていて家族もいるので、端的に力をつけないとまずいと思っていました。
そこで出てきた選択肢がエンジニアでした。
技術力さえあれば、栃木でも世界でもどこでも働ける。
技術力さえあれば、留年や妻子持ちなどの肩書に左右されずに働ける。
技術力さえあれば、好きなものを作れる。
これ以上ないなと思いました。
未経験で学生でも働けるエンジニアアルバイトを探しました。
ポテンシャルを買ってもらい、なんとかエンジニアアルバイトを始めることが出来ました。
就職してからの歩み
そんなこんなでアルバイトしていた企業とは別の企業に入社することを決意しました。
入ってからというものの、色んなものをとにかく触ってみる、やってみる、やめては違うものを触ってみるという、
中途半端のバーゲンセールのような状態がなが〜く続いていました。
半年くらいたってから、あまり成長していない自分に気づきました。
このままではなにも身につけられないぞ、という焦りだけが生まれていました。
技術的なバックグラウンドがないぶん、余計に焦りました。
自分的にヒットしたいくつかの試み
そこで舵を切ったのが、勉強の仕方を勉強するというものです。
紆余曲折あったのと、我流で見つけたので万人に当てはまらないですが、
参考までに書いておきます。
- オブジェクト指向を身につける(オリジナルフレームワーク作成をした)
- 本の読み方
- 似たジャンルの本を2種類以上読む
- 初級、中級、上級とレベルアップして読む
- 2回は読む。1回目はサク読み、2回目は精読
- 異なる本を関連付けて読む
- 毎日読書の時間を1h以上取る。通勤時間、お昼休み、夜疲れたときに読むなど、読む時間を決めて約束を守る
- まず1つの領域を極める(Web、バックエンド、アプリケーション側)
- 1つの領域を極めた経験が、違う領域を学習したときの基盤となる
- なによりも基礎が大事。基礎がないと、大きな建造物を建てることは出来ない
こういった発見ができたのも、試行錯誤して試してやめてを繰り返して見つけられたので、
学び方のPDCAサイクルを回すことをおすすめします。
いまなぜかアウトプット指向が強まっている
最近、社外のコミュニティと絡むようになって思い始めたのが、
エンジニアたるものなにを作れるか?というのが最大の命題の1つだなーと。
それを証明するためには「プロダクト」を作って残すことが大事なんだなーということでして。
なにを当たり前のことをと思う人はいるかもしれませんが、
というのもこれまでの自分はそこまでアウトプットを重視してきませんでした。
社内の場合は、近くで見ている人がいるのでそんなに問題ではありません。
ただ、久しぶりの知人であったり、非エンジニアであったり、人材系のサイトであったり、クラウドソーシングといったような、
現在の生活とは関係性があまりないところにぽんっと放り出されたときに、
自分の力を証明できるものは「アウトプット」なんだと痛感したんです。
・GitHubで公開しているリポジトリで、どういったプロダクトをどれくらいの質で作れるのか証明する ・職務経歴書を書くことで、過去の経験を抽象化し、誰にでもわかる簡潔な文章や図で証明する ・ブログを通じて、人柄や考え、思考性を表現する。(証明する)
こういった積み重ねが、どこでも通用する力の土台になるのかなーと思いました。
なので、最近の指向はもっぱらアウトプットしろよになっています。
といっても、エンジニアたるもの日々のインプットが重要で、質の高いインプットがなければ、質の高いアウトプットが出ないのも重々承知しています。
ただ、いまはこのアウトプットしていこう感が、新鮮で、面白くて、楽しいので、とりあえず今の状態をキープアップしていけたらなと思っています。
詰まったときがインプットの時期だと思うので。
Keep going, work as play.
毎日わくわく働けるように、成長していきたいですね。
LGTM
事業を作ることとプロジェクト
こんにちは。
minhasuです。
最近、自分のキャリアに向き合う機会が多いです。
それもあってか、「自分の市場価値はどれくらいなんだろう?」と考える機会が多く、
いま会社を飛び出たとしたらどれくらい活躍できるんだろう。
やっていけるほどこの1年で力はついたか。
将来どういうキャリアを歩んでいきたいか。
といったことを隙あらば考えているような気がします。
そんなさなか、はてブを見ていてすごく興味を惹かれる記事が2本も上がっていました。
bosyuというサービスを作って譲渡するまでの流れ
https://blog.tsubotax.com/n/n80412ab1e8b4
意外と事業を作るのは簡単なのかもしれない
これだけインターネットが身近で、エンジニアも増えて、リファラル的な活動が当たり前になっていく昨今ですが、
以前よりも確実にサービスを手軽に、気軽に作れるようになったと感じています。
SNSで思わぬつながりができたりとか、
Twitterで転職活動もできたりだとか、
bosyuのようなサービスでつながったりとか、
少し昔では出来なかったことができる世の中になっている。
プロジェクトが成功するかしないかは別として、
作りたいと思ったサービスを形にして世に届けるハードルは下がるとともに、
デリバリースピードも上がっているように感じられます。
そんな世の中で生きていくには、どれだけアウトプットできるかが重要で、
失敗しても一連のサイクルを早く回せることができるからこそ、
どんどん経験値が貯まっていく。
経験値が溜まっていけば、成功モデルも割とわかってくるので、成功確率も上がる。
アウトプットのサイクルを回せない人は、そういったサイクルを回せる人と明確に差が開いてしまうんじゃないかな。
こういう風に書いている自分もそうなので、自戒の念を込めてチャレンジしていかないとなと思います。
仕事はプロジェクト単位になっていく未来がさらに近づいた?
以前呼んだ本に、リンダ・クラットン『ワーク・シフト』があります。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
- 購入: 17人 クリック: 476回
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タイトルの通り、仕事がどう変わっていくかについて書いた本なのですが、
特に印象に残っているのが、「仕事はプロジェクト化していく」というフレーズでして(たしかこんなニュアンス)
欧米では当たり前になりつつある、会社に所属するという概念からプロジェクトにアサインする形で仕事が成立していくというものです。
だからこそ、めちゃくちゃプロフェッショナルな人材か、ゼネラリスト中のゼネラリストみたいな人材でないと生き残れないよと警鐘を鳴らしています。
ちなみに、日本人はプロジェクト管理が得意なので、ゼネラリスト向きと本では紹介されていました。
エンジニアマネージャーが多いのも相関性があるんじゃないでしょうか。
ここで日本社会に目を向けてみると、働き方改革や副業の解禁する企業の増加、複数の仕事をパラレルで持つ複業(パラレルキャリア)といった働き方の概念が変わりつつあります。
個人的には、プロジェクト制もキーの一つだと考えています。
会社に所属していなくてもできる仕事って結構あります。
ただ、事業を個人で回すのはスケールとキャパシティの観点からなかなか大変です。
そうすると個人単位から、少し規模が大きくなったチームで仕事するようになります。
将来の日本社会を考えると、労働人口の減少に伴い、いかに少数精鋭で成果を出せるかにシフトしていくはずです。
そうなると、人件費をなるべくかけないで高い成果を出せる少数精鋭チームになっていきます。
そうなると、少数精鋭のプロジェクトチーム単位で運用・管理するほうが効果的です。
とはいえ、大企業も存在するので、ざっくり20%の大企業と80%の小さいプロジェクトチームが乱立する未来が来てもおかしくないんじゃないかな〜と。
そうなったときにどういった生存戦略が取れるかというと、どれだけスキルがあるかに尽きると思うんですよね。
どんな環境でもやっていけるとか、いくつかの強みをかけ合わせたオリジナルでいられるかとか、この人じゃなきゃできないみたいな人材でないと、生き残れないような気がしています。
じゃあいまなにができるのかというと、力をつけておくこと一択かなと思います。
そういった生存戦略みたいなことを、改めて2つの記事から考える機会をもらえたので、感謝するとともにもっと楽しく仕事したいな〜と思いました。
明日は早いのでこのへんで。
もうちょっと書くスピードを上げたいなぁ。
LGTM
2018/08/06 個人レトロスペクティブ
■副業について
■自分という人間を改めて知る
■成長角度をあげていきたい→もっと面白い世界を知りたい、成長そのものが楽しい、新しい発見が楽しい、できるようになることが嬉しい
■どういう世界を作りたいか
Hello, World!
Hello, World
2018年8月現在、エンジニア2年目のminhasuです。
最初だけかっこよく言ってみました。
恥ずかしいのでもう言わないことにします。
日々のインプットを備忘録としてアウトプットしていきたいな〜と思いブログはじめてみました。
これまでも備忘録的なのは書いてきたのですが、自分ノートであったりSlackだったりEvernoteだったり分散してしまっていて、
書いたはずだけどデバイスはどこだっけ?ってなることがたまーにありました。
「ブログに書く」ということを決めてしまえば、迷わないですし、財産にもなり、エンジニアの生存戦略にとっても有用かなと。
して内容はというと、技術的な話題を中心に、キャリアとか、人生とか、趣味とか、そのとき思ったことを書き残していこうと思います。
まずは継続していくこと、習慣化させること。
それがふと見返したときに自分のためになること。
そしてやぶさかですが、誰かのためになること。
まずは自分のために続けていって、楽しく充実させたブログにできたらなーと思います。
初回の今回ですが、先日会社のある先輩と久しぶりに飲みにいったときの話を残しておきたいと思います。
エンジニア組織に惚れて今の会社に入社を決めたのですが、
大学も留年しまくっているうえ子供もいる、という一見お先真っ暗だった学生時代の自分に
チャンスをくれた人のうちの一人でして、この人がいなかったら今の自分はないなと言えるくらい恩がある人なんです。
で、そんな先輩はどんどん大きくなっていくエンジニア組織を引っ張っていっているのですが、
組織の成長とともに業務で関わることは最近減ってしまっていて、
以前よりも気軽に話すことが少なくなってしまっていました。
そんな折に自分のキャリアを考えたときに、業務だけでなく違う領域で成長していくことが目指したい方向性に合ってるんじゃないかと思い、
ふと気軽に相談してみたところ、思っていた以上の反応が返ってきまして。
自分の勝手な要望に対して、組織として個人の成長を支援してくれるんですね。
最初は社内でさくっと15分ほど話しただけでしたらが、話した内容を反芻しているうちに、
入社に至った経緯とか、苦労した採用プロセスとか、その間の相談とかを色々思い出し、
居ても立ってもいられずその晩飲みに行こうと誘いました。笑
で、色々な話をしたわけですが、その中でも心に刺さったことや考えたことをいくつか記録していきます。(前段が長い)
こだわりは徹底的に貫いてきた人なんだから、これからも曲げないでこだわって、良さとして捉えていいじゃないか
自分の人生を振り返ると、幼少期だったり高校受験だったり、高校サッカー、浪人、大学受験、バイト、留年、卒業、家族、エンジニアなど、
こうしたいと思ったことは実現してきた。(もちろん自分の力だけでは決してなし得なかった)
目標が高かったとしても、腹落ちしたこだわりには執念を持っていて、
理論では説明できないこだわりや執念のような譲れないなにかをブレずにもっているなーと思います。
要はわがままなんでしょうね。
昔から納得いかないことにはめちゃくちゃ腹が立ってましたし。(ゲームのようなしょうもないことでも)
なので、エンジニアへのこだわりやAndroidへのこだわりは人一倍強いはずなので、
むしろそれを強みと捉えて自信を持って生きていくことが、短期的にはしんどいことだったとしても長期的には実現したい未来に向かっている
充足感に浸れる人間なんだろうなと思います。
そこは強みとして自分で自分を利用して戦略的に生きていかないとなーと思います。
モバイル領域やりたいといっても、移り気が激しいんだから、とりあえず全部手を出していいんじゃない?
僕は好奇心がそれなりに旺盛だからこそ、いろんなものに手を出しがちで中途半端になってしまうことが一つの弱みです。
直近でやりたいなと思っているのは、
・オブジェクト指向の深い学習
・Android/Kotlinの学習
・AWSの学習
・Laravel/Vueの学習
・自分たちでメディアサービスの開発・運用をすること
・Dockerの学習
・抽象化思考
など、時間はいくらあっても足りないんだろうな〜
とりあえず色々手を出してみてPDCAを回しつつ点と点がつながるようにしていくっきゃないなと。
とはいえ色々手を出してばかりだと、中途半端になるだけなのは目に見えているから、まずは一つの領域を徹底的に極めたほうがいいと思う
まさにこれは図星でして、1年目の頃はとにかく手を出しては中途半端な理解・経験で終わってしまい自己嫌悪に浸ることが多かったです。
こういった癖や技術力のなさは解決していかないといつまでたっても中途半端なエンジニアのままです。
しかし、最近社内でオブジェクト指向の勉強をしています。(オリジナルフレームワーク作成や、デザインパターンの実装)
この経験があったことで、中級者の道に進むことができたなと思いました。
というのも、基礎がままならない状態で色々な技術に手を出して身につかないのは当たり前です。
ましてやインターネットやコンピュータのバックグラウンドがあるわけでもなかったので。
オブジェクト指向の学習を通じて、プログラミング言語そのものの理解や、コンピュータの仕組み、
フレームワークやツールを使う側と作る側の視点を学ぶことができました。
この経験があったからこそ、プログラミングってオモシロイ!オブジェクト指向ってオモシロイ!と思えたので、
このままのいきおいでWebの世界をもっと知りたいと考えるようになりました。
自分は器用なほうでもないので、こういった小さな成功体験を積み重ねていき、新しい分野を学んだときに掛け合わせて成長角度をあげていけたらなと。
そのための基礎や考え方を徹底させることが今やるべきことなんだなと腹落ちすることができました。
ちょっと長くなって疲れたので、あとはメモ程度に残しておこう。
- 自分は所属意識が強いから(自分がその組織にいる意義はなにかとか)、利用していったほうが成長できる
- 口癖や無意識にやっていることに目を向けてみると新しい発見があるかもしれない
- 自分が実現したいことに視野が狭くなりがちだから、相手から見たらどう思うか?自分を客観的に評価したらどうか?という視点を忘れないようにする
- 家族や周りの人に支えてもらっているなと痛感、感謝・尊重しよう
ここまでで2600字か。長いな。
まずはプルリクをあげて公開すること、それが大事。
まだまだ今の会社やエンジニアの世界に貢献できていないので、引き続き精進していこう。
また次回。